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店舗・イベント集客に活用できる!Yahoo!乗換案内の「到着駅指定広告」

皆さんは「Yahoo!乗換案内」、使ってらっしゃいますか?(筆者はNA〇〇TI〇E派なのですが…)今回はこの Yahoo!乗換案内のWEB版/アプリ版 にバナー画像を配信できる広告をご紹介します。当該ジャンルのアプリシェアではNo.1ですので訴求力はありそうですが、具体的にどんな特徴があって、どんなプロモーションに向いているのでしょうか。

Yahoo!乗換案内とは

Yahoo!路線情報のYahoo!乗換案内は電車移動の際に役立つ便利な機能を無料で提供している乗換案内サービスです。「Yahoo!乗換案内」というアプリも用意されていて、こちらは前述の通り、国内利用者がNo.1の乗換案内アプリということだそうです。しかも他社アプリを引き離して、乗り換えアプリに関してはかなり圧倒的なシェアを有しています。


出典:Yahoo!Japanマーケティングソリューション - サービス別媒体資料一覧、Yahoo!路線情報・Yahoo!乗換案内

到着駅指定広告とは

乗換案内サービスは通常、出発駅と到着駅を指定して経路を検索する、という使い方が一般的だと思いますがこの広告は、指定した到着駅に応じて広告が配信されます。

例:到着駅を「渋谷」に設定して広告配信した場合
→出発駅「新宿」~到着駅「渋谷」で検索した路線検索結果に広告表示
→出発駅「用賀」~到着駅「渋谷」で検索した路線検索結果に広告表示
などのように、到着駅が「渋谷」の場合に広告が表示されます。

広告の掲載箇所

スマートフォン、PC、それぞれに配信する際の料金形態は別々に設定されています。スマートフォンは上部バナー枠のみで配信、もしくは上部+下部バナーのセットで配信、からの選択制です。PC面に関しては画像だけでなく動画広告の配信も可能です。

スマートフォンでの配信イメージ


PCでの配信イメージ

指定駅によって異なる掲載料金

この広告は掲載した分だけ費用が発生するような従量課金型ではなく、広告枠を一定期間購入する形式になります。そのため、予めYahoo!側で日本国内の各駅に対して1日あたりの掲載費用が設定されています。(基本的に全国の駅に対応していて東京や大阪にある駅は勿論網羅されていますが、その他料金が設定されていない地方の駅等は要問合せ確認となります)

以下は主要な駅の料金例です。

※スマートフォン上部バナー枠のみの料金 2023年10月時点

その駅を利用する人の数によって、乗り換え検索で「到着駅」に指定される回数は異なりますし、それに伴って広告の配信数が駅によって増減することになりますので、乗降客数の多い駅は料金が高く設定されています。

また既にお気づきかもしれませんが、最低出稿日数は7日以上となり、28日以上の出稿からは費用が若干ディスカウントされるような形です。なお上記はスマートフォンに配信する場合のもので、PCに配信する場合はまた別途の料金が設定されています。

どんなプロモーションに向いている?

到着駅に合わせて広告を表示するという、一風変わったターゲティング方法のこの「Yahoo!乗換案内 到着駅指定広告」、いったいどんな目的の広告で、使用することが向いているのでしょうか。

店舗集客・新店OPEN告知

「到着駅」という「場所」を指定する広告ですので、やはり実店舗への集客に適した広告といえます。考えられるシチュエーションとしては以下のようなケースが想像できます。
・既存の店舗で大型セールを行うので徒歩圏内の駅を指定して周知・集客する
・主要駅の近くに新店舗をオープンするので2週間前から訴求する

イベント集客

例えば転職フェアや〇〇フォーラムのようなイベントの開催日に合わせて、開催場所の最寄り駅を指定して短期間広告配信する、というような活用方法も考えられます。

また、到着駅を指定するのみの広告なので、事前に申し込みや登録申請などの必要がない比較的誰でも参加できるようなイベントのほうがより効果を発揮しやすい点も挙げられます。

わざわざ検索しているのはあまり利用しない駅?

行き方がわからないような馴染みの無い駅だから検索するのであって、1度きりしか降りないような駅が到着駅として検索されることが多いと仮定すると「リピーターになるようなユーザーを集客できるものではないのではないか」という考え方もあるかと思います。

しかし実際には、馴染みのない駅から自宅や会社の最寄り駅までの経路を検索するようなケースも多いはずです。その場合は、生活圏内にあるのにそのユーザーが知らなかったサービスの第一想起に繋げることができます。

出稿できるのはYahoo契約代理店のみ

ここまで読んでいただきご興味いただいた方には少し申し訳ないのですが、この広告はYahoo!(現在はLINEヤフー株式会社)社と販売契約を締結している代理店を経由しないと出稿ができません。Yahoo!の広告商材としては、リスティング広告やディスプレイ広告等の従量課金の運用型広告が有名ですが、今回ご紹介した駅指定広告は同じYahoo!広告の中の1つでありながら運用型広告とは別枠扱いの商材となっています。

代理店を経由しないと出稿できない広告ではあるものの、その代わりに代理店の担当者から掲載シミュレーションをもらって検討したり、バナー画像のサイズやその他規定を確認したり入稿する手間を省くこともできます。

弊社産案もYahoo!の契約代理店ですので、もしご興味いただけたらまずはシミュレーションだけ確認してみたい、といったご要望でもお気軽にご相談ください。

まとめ

2023年10月に「Yahoo! JAPAN」を運営するヤフーと「LINE」を展開するLINEの合併により、LINEヤフー株式会社という新会社が設立されました。サービス面ではPayPayもデータ統合される旨発表されており今後、Yahoo!、LINE、PayPayを横断した新たな広告プロダクトのリリースも予定されているようです。

特にPayPayの購買データも統合されることで、他社では実現できない実店舗向けのプロモーション施策が新たに出てくることも予想されます。実店舗集客に関しては、MEO(マップ検索エンジン最適化)、LINE・InstagramなどのSNS、リアル媒体など、複数の施策を組み合わせて進めていくことが多いですが、まだ活用していない、これから活用してみたい、とお考えなら、まずは非常にシンプルで使いやすい「Yahoo!乗換案内 到着駅指定広告」から始めてみるのもお勧めです。

産案では、MEO・SNS集客も組合わせた店舗集客のご提案も行っておりますので是非お気軽にご相談ください。

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