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YouTube広告の効果的な使い方は?お金を無駄にしない活用方法をサクっと解説!

YouTube広告を出稿する企業が増えているけど、どのようなプロモーションをしたいときに利用すると効果的なのか、YouTube広告を利用するメリットはなんなのか、正直よくわからない!そういったご担当者様も少なくないのではないでしょうか。「そろそろウチも」とお考えの皆様に向けて今回は「プロモーションの目的別 YouTube 広告活用方法」についてご紹介します。

まずはマーケティングファネルで注力すべき段階を確認

少しYouTube広告から離れますが、消費者の購買に至る心理プロセスを表した以下にあるようなマーケティングファネルというものをご覧になったことはありますか?これに照らし合わせてみた場合、貴社が現在推進したいプロモーション施策はどの段階にあてはまりそうでしょうか。

YouTube広告はもともと最上段の「認知」獲得に適した広告というイメージが強かったのですが、現在の YouTube広告は以下のすべての段階において活用可能な広告として進化を遂げています。とはいえ、それぞれの段階でYouTube広告の適切な利用方法は異なります。まずは貴社が今注力したいのはどこか、を把握しましょう。

マーケティングファネル

ターゲット層に対して効率的に商品の認知を広めたい
(ブランディング・認知獲得)

特に新商品や新サービスなどをプロモーションする際、まずはそれを知ってもらうことから始めることが多いと思います。そんなシチュエーション下にあるならまさにYouTube広告はうってつけです。ある調査によれば「新たなブランドはYouTubeで知ることが多い」と回答した視聴者の割合は70%以上にものぼった(*1)そうです。

また最近ではPC、スマートフォン、タブレットだけでなく、インターネット接続が可能なテレビでYouTubeを視聴する人が急増していてテレビをみている総視聴時間のうち50%以上をYouTubeが占めている、という驚きの調査結果(*2)も報告されています。まさにこれまでTVCMが担っていた役割をYouTube広告がとってかわろうとしています。

しかもYouTube広告はTVCMと異なり、地域・時間帯・年齢性別・興味関心、等の要素を自由に絞り込めますし、広告を1人あたり何回配信するか、といったようなことまで調整できたりもします。単なるバラマキ施策になってしまうことがなく、認知してほしい消費者層に効率的に情報を届けることができるYouTube広告。もし以下のようなプロモーションをお考えなら、今イチ押しです。

◆顧客となりえる対象にターゲットを絞った上で効率的に商材を周知したい
◆既存のブランドイメージを再構築したい
◆これまでの顧客層とは異なる層にアプローチしたい

他社と比較しながら購入検討中のユーザーからの関心を高めたい
(興味関心・比較検討)

そもそもあるユーザーが特定の商品の購入について比較検討中であることを識別することなどできるのでしょうか。YouTubeを運営しているGoogle社は、膨大なアクセスデータやGoogleアカウントから得られる情報を駆使してあるユーザーが何に興味を持っているかを判断するとき、例えば「スポーツのファン」と「スポーツ用品の購入を考えている人」のような微妙な違いまでも区別しています。このようなGoogleの解析技術が組み込まれているYouTube広告なら、細分化された信頼できるユーザーデータを広告のターゲティングに活用して、どのブランドの商品を購入するか迷っている状況の消費者にアプローチできます。

「競合他社に差をつけたい」と思っているプロモーション担当者の方は多いと思いますが、ある調査ではYouTube視聴者の70%以上が「YouTubeは購入行動の過程で思いもよらないインスピレーションをもたらす」と感じている(*3)という結果が出ています。 例えば以下のようなご状況ならYouTube広告の利用を検討すべきかもしれません。

◆コモディディティ商材でのプロモーション
◆明確にベンチマークしている競合他社がある
◆カスタマージャーニーの中間に位置する施策を探している

売上に繋がる直接的な成果を効率的に上げたい
(アクション促進・獲得)

少し前までYouTube広告は、潤沢な広告予算を持つ大手企業がTVCMを補完するための広告、というようなイメージが一般的だったと思います。しかし最近では、調べものをするときや、何かの商品の購入を考えているときにGoogle検索ではなくYouTubeで検索して情報を得るケースが増加傾向にあると言われています。

例えば一眼レフカメラを購入したいとき、Google検索を使って商品画像や文面で書かれた仕様を確認するよりも、その一眼レフカメラのレビューをしているユーチューバーの動画をみたほうが、自分が使うときのイメージがしやすいですよね。消費者にとってYouTubeは単に好きな動画を楽しむだけでなく、なにか商品を買おうとしたときに最終決定を下すための重要なツールになってきているのです。YouTubeが消費者の購買行動に直接的な影響を与えるようになった昨今、それに合わせてYouTube広告も商品やサービスの購入、予約、申し込みなどといったより直接的な広告成果を得るための機能が追加されてきています。

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また21年7月からサービスが開始され視聴数が急増している「YouTubeショート」にも既に広告が表示されるようになってきているのですが YouTubeショートの広告枠は主に、直接的な成果の獲得を推進するための広告枠として活用されるようです。Youtube広告に興味はあるものの、もともとのイメージから出稿に二の足を踏んでいる企業様もまだ多い今なら期待以上の成果を得られるかもしれません。

◆リスティング広告を実施しているが成果が頭打ちで他の広告を探している
◆スマートフォンから購入される割合が高い商材を扱っている
◆YouTubeショート動画に広告を出してみたい

各段階でのYouTube広告の具体的な活用方法

ここまで、マーケティングファネルの各段階におけるYoutube広告の活用シーンについてご説明しましたが前述の通り、それぞれの段階でYouTube広告の適切な利用方法は異なります。ひとえにYouTube広告といっても、複数の広告フォーマット、複数のターゲティング手法で構成されているためその中から現在のマーケティングフェーズに合わせて適切な機能を選択する必要があります。

次回以降の記事では、マーケティングファネルの各段階において採用すべきYoutube広告のクリエイティブフォーマットやターゲティング機能についてもそれぞれ詳しくご紹介していきたいと思います。

まとめ

今回はYouTube広告の出稿を検討する際の考え方についてご紹介しました。YouTube広告にご興味をお持ちの方は既に多くいらっしゃると思いますが、あくまで興味までで留まっているケースも非常に多いように思います。YouTubeは世界最大の動画共有プラットフォームであり、日本国内の月間アクティブユーザー数も6,500万人を超えているサービスですので本来、プロモーションに活用しない手はないと思います。

またYouTube広告も含めた運用型といわれるWeb広告は「トライして改善する」を繰り返すことで成果を最大化していく趣旨の広告なので、早くからノウハウを溜めた企業が有利になりやすいという側面もあります。

まずは比較的少額から試してみるのも良いかと思いますので、もしご興味を持っていただけたなら、動画制作から対応できる産案までお気軽にお問い合わせください。

【出典】
*1・3:Google広告 Skillshopより引用 Talkshoppeによる調査データ
*2:Google 広告とコマースのブログ「広告主がコネクテッド TV を最大限に活用できるよう支援する」記事内 Nielson 2021年の調査データ

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