ローカルCMは使える!人材採用難関エリアでテレビCMが効いた事例

テレビCMの影響力は、東京と地方で大きく異なる
テレビCMと聞くと、まずは「料金が高い」というイメージを持たれている方も多いと思います。確かに、首都圏広域を対象とした民法テレビ局(日テレ・テレ朝・TBS・フジ・テレ東)にて一定の効果を見込めるぐらいの露出量でCMを流す場合は、数千万円以上かかると思っても間違いないでしょう。しかし、これが地方に目を向けると状況は変わります。条件にもよりますがローカル局なら、1キャンペーンあたり数十万円台でCMを放映できることもあります(CM素材を制作する場合は別途費用がかかります)。
また、地方は東京に比べると、いまだにテレビの影響力は大きく、その信頼性も高いメディアという位置づけです。県によってその数値にばらつきはあるものの、地上波のテレビ局自体が3局(3チャンネル)しかないエリアもあり、民法局でも県下の世帯平均視聴率が30%や40%を超える枠も存在します(驚きですね)。ちなみに、首都圏では世帯平均視聴率が10%超えるだけでも、健闘している方という印象です。
首都圏ではダメでも、地方なら押さえられるCM枠も
首都圏は経済の特性上、企業からのCMオーダーも集中しやすく、自社のターゲットを意識した放映時間や番組枠を押さえようとしても、希望通りの調整がしづらいケースがあります。それが地方であればあるほど、その状況は緩和されやすく、狙い通りの枠を押さえられることが珍しくはありません。一か八か、ダメ元で問い合わせてみても損はないと思います。
採用のためのテレビCMで効果が得られた事例
このように、地方のテレビCMは使い勝手が良いので、商品やサービスのプロモーション目的でも、もちろん活用できるのですが、最近は、地方の現地採用を成功させるために、テレビCMをうまく活用している企業も多く見られます。
実際に、弊社の関わった事例をご紹介します。広告主は東京に本社を置く全国展開のBtoC企業。名古屋エリアにおいて、スタッフの現地採用を続けていましたが、名古屋はその企業にとって採用難関エリアとして課題を抱える地域でした。もちろん、考えられる求人広告メディアには、ほとんど広告を掲載していましたが、その効果は頭打ちとなっていました。やはり、求人広告メディアという応募の受け皿は用意したうえで、認知度を上げる施策を打たなければいけないということになり、テレビCMが候補に上がりました。
そこで、既に名古屋で勤務している従業員のテレビ番組視聴傾向を調査し、それに基づき局と番組を決定、一定期間の認知獲得に重点を置いたテレビCMを展開しました。その効果は徐々に出始め、その後一旦CMを休止した後においても、応募件数が落ちずにしばらく反響が持続。件数だけでなく、面接時に応募者から「CMを見ました」と言われることも、しばらく続いたそうです。CMの効果があったと評価できる事例ですが、予算は首都圏で実施する場合に比べ、なんと10分の1程度~のスタートでした。
まとめ
テレビCMは番組や時間帯でターゲティングしますが、その性質上、ターゲットだけでなくその家族も目にすることが多々あります。その結果、ターゲットの周辺の人たちからの認知度が上がっていく効果も期待できます。これは求人広告メディアに広告を載せるだけでは得られないメリットです。
地方の現地採用等でお困りの企業様は一度ご相談ください。テレビ局や放送枠の選定から、CM素材の制作に至るまで一貫してサポートさせていただきます。