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採用ブランディングのカギは動画にあり!? 動画制作×WEB配信×リターゲティング広告施策

採用活動を進めるなかで、「広告を出しても応募が集まらない」「自社の魅力がうまく伝わっていない」といった課題を抱える企業が増えています。そうした課題を解決するのに有効なのが、動画制作×WEB配信×リターゲティング広告を組み合わせた採用ブランディング施策です。

本記事では認知と採用ページへの遷移を同時に実現する採用ブランディング施策のポイントをわかりやすく解説します。

採用広告で効果が出ない例・抱えがちな課題

採用広告が期待した成果につながらない背景には、いくつかの共通する課題があります。

◆求職者に対して、企業認知がついていない
◆仕事内容や社内カルチャーがイメージしづらい
◆求人検索以外のタイミングで接点が作れない
◆業界自体のイメージが求職者に伝わりづらい

昨今、求職者が求人媒体だけでなくSNS・ニュースサイト・動画メディアなど多様なチャネルで情報を取得しています。そのため採用広告に限らず「知ってもらう」ための工夫が不可欠です。

動画制作を通した採用ブランディングの施策

動画は、テキストでは伝わりづらい「空気感」や「社員の表情」「働く現場のリアリティ」などを直感的に伝えることができ、採用ブランディングに非常に効果的です。

採用ブランディング動画で伝えられるポイント

◆音声と映像で企業名や事業内容をしっかりと求職者に印象づけられる
◆一緒に働く上司や仲間の様子を通して、入社後のイメージを具体的に描いてもらえる
◆企業独自のカルチャーを魅力的に伝え、業界イメージを刷新できる。

採用ブランディング動画は「情報訴求」だけでなく、「イメージを変える一手」として活用いただけます。また、視覚に訴えかけることで求職者に同業他社との差別化を強く印象付けることが可能です。

採用向け動画と親和性の高いメディア

動画は、求職者と接点の多いメディアで配信することで最大限の効果を発揮します。以下、採用向け動画の配信先としていくつかのメディアをご紹介します。

TVer

TVの利用率が下がってきている中、TVerアプリの登録者数は右肩上がりで増え続けており、他動画サイトに比べてリーチできるユーザー数が非常に多いといえます。TVer CMはスキップできないため、平均完全再生率は95%を越えます。また、流れる番組はテレビ用コンテンツなので、ブランドセーフティの観点でも安心でき、企業CMを流すメディアとして定番になりつつあります。

Abema

10代~20代前半の若年層がメイン層。新卒採用施策にも活用可能です。民放よりもディープな内容を扱う番組も少なくないため、企業カラーに合わせた時間帯や番組選びをすると効果的です。

YouTube

低単価でリーチの最大化には最適な動画広告。スキップできてしまうため完全視聴率は低い傾向にあります。スキップ不可の設定も可能ですが、ユーザーからの嫌悪感に繋がる可能性もあるので注意が必要です。

シネアド(映画館CM)

映画館という限定された環境のため、CMの注視率が高い媒体です。映画館を指定して配信できるため、例えば「地元に根差した企業」が地方の映画館でCMを長期的に配信し、地元住民に対する認知向上を図るといった使い方がよく見られます。

駅サイネージ/電車内ビジョン広告

毎日利用する電車内ですりこみの認知を行うことができます。路線や駅をセグメントすることで特定地域に住む人や、そのエリアの大学へ通う学生などへの訴求が可能です。音がないことと乗車中や移動中に広告に集中するタイミングが少ないため、インパクトのある動画作りが大切です。

大学内サイネージ

全国各地にある大学構内に設置されたデジタルサイネージに動画を流すことができるネットワークメディアです。放映する大学を選択して配信できるため、例えば「建築系の学部がある大学」や「首都圏エリアの大学のみ」など、といったセグメントをしたうえでの配信をすれば、動画の内容に合ったターゲットに訴求することができます。

対象職種や採用ターゲットに応じて最適な媒体を選定し、効率的な接触を図ることが重要です。

認知でとどまらない行動促進 ー動画制作×WEB配信×リターゲティング広告ー

動画を配信して認知を獲得した後は、行動(応募・サイト遷移)につなげるための導線設計が不可欠です。

行動促進のための導線設計

①動画配信の役割
まずは、制作した動画をターゲット層が日常的に利用するメディアで配信し、露出を最大化します。動画を通して視覚・聴覚から企業の魅力を端的に伝えられるため、初期の認知獲得に非常に有効です。

②リターゲティング広告の役割
動画を視聴した人、または採用サイトを訪問した人に対して、再度広告を届けることで応募行動を後押しします。「気になったけど離脱した」層への再接触を通して、企業名や事業内容を改めて印象付けることが可能です。DSPを活用することでターゲティング精度をさらに高め、求職者が閲覧するメディアを横断的に追いかけることができます。

③組み合わせることで生まれる効果
動画配信で得た認知や興味を、リターゲティング広告によって求人検索や応募行動へダイレクトにつなげることができます。「動画配信」「リターゲティング広告」「採用ページ」を三位一体で運用することで、離脱層の回収とコンバージョン最大化の双方に寄与します。

④レポート活用による改善
WEB動画配信とリターゲティング広告を実施することで、以下のような詳細レポートを確認できます。

◆動画が何回再生されたか
◆視聴したユーザーのメイン属性はどこか
◆広告クリック率や採用サイトへの遷移状況

これらのデータを活用することで、今後の採用戦略やマーケティング施策の改善にもつながります。

親和性の高い業界

採用ブランディング動画と相性がよく、成果につながりやすい業界の例をご紹介します。

◆医療業界
◆福祉・介護業界
◆物流業界
◆運送業界

このように、業界自体は知られているものの、各企業の独自性や魅力が伝わりにくい業界ほど、動画による表現で訴求することで、見る人の態度変容を促す効果が高いといえます。

文章や写真だけでは伝わりにくいリアルな職場環境、独自の社内制度、業界全体のイメージアップにつながることなどを、見やすい動画でうまく表現することで、ブランディング効果を発揮します

まとめ

採用市場が多様化するなかで、求職者が企業を知るきっかけも大きく変化しています。動画制作・WEB配信・リターゲティング広告を組み合わせることで、採用活動の効率化とブランド価値向上を同時に実現できます。産案では動画制作はもちろん、認知〜応募までの導線を一気通貫で設計し、ご支援いたします。

「自社に合う配信媒体が知りたい」「まずは動画の内容から相談したい」などございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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