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SNS運用に役立つ、サーチコンソールの「プラットフォームプロパティ」とは?

BtoC、BtoB問わず集客にあたって自社のSNS運用が重要視される昨今、日々の投稿業務に勤しんでいるご担当者の皆様お疲れ様です。普段の運用業務の中では「いかにそのSNS内で閲覧回数を増やすか」「どうやって『おすすめ』に表示されやすくするか」といった、“アプリの中での見られ方”を一番に意識されているかと思います。一方で、「そもそも自社のSNSアカウントにWeb上の“どこから”人がやってきているのか?」を意識する機会は意外と少ないのではないでしょうか。いってみればそれも当然のお話です。なぜならSNSを見るときは「ユーザーが直接スマホでそのアプリを開いて見る」というケースが大半だからです。

しかし、実はアプリ以外からの「見落としがちな流入経路」もしっかり存在していることをご存知でしょうか。それが「Google検索」からの流入です。今回は「自社のSNSがGoogle検索からどれくらい見られているのか」がわかる、サーチコンソールの便利な機能「プラットフォームプロパティ」について、Webの専門知識がない方にも分かりやすく解説します。

そもそも「サーチコンソール」とは?

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SNS運用をご担当の皆様の中には「サーチコンソール(正式名:Google Search Console)という言葉自体初めて聞いた」という方も多いかもしれません。それもそのはず、サーチコンソールはこれまで、SNSではなくWebサイト(自社ホームページ)のためのツールだったからです。サーチコンソールを簡単に説明すると「Google検索から自社のWebサイトにどのような検索キーワードで入ってきているか」をみることができるGoogle提供の無料ツールです。サーチコンソールをみると具体的には、以下のようなことが分かります。

 ・ ユーザーが「どんなキーワード」で検索してサイトにたどり着いたのか
 ・ Googleの検索結果に自社サイトが「何回表示」されたのか
 ・ 表示されたうち「何回クリック」されたのか

Webサイトで集客を行う上では欠かせないツールなのですが、SNSの運用だけを行っている担当者様にとってはこれまで縁遠い存在でした。しかし今年Googleが実施したアップデートによって、SNS運用にとっても無視することはできないツールになっています。

新機能「プラットフォームプロパティ」とは?

これまでWebサイトの分析専用だったサーチコンソールに、今年(2026年)のアップデートで ”サーチコンソールに自社のSNSアカウントを登録できる" プラットフォームプロパティという機能が追加されました。現在は以下のSNSアカウントを登録することができます。

 ・ YouTube
 ・ Instagram
 ・ X(旧Twitter)
 ・ TikTok

※ちなみ同じMeta社のSNSでもFacebookやThreadsは登録することができません。LinkedInやPinterestも対象外です。(2026年9月時点)

登録してなにがみれるのか?

まず前提として、上記4つのSNSは、投稿した内容がGoogleの検索結果にも表示されることがあります。Google検索で企業名が打ち込まれた際、投稿した内容に関連するキーワードで検索された際、など、Googleの検索結果にそのSNSでの投稿形式のまま表示されたりすることもあります。プラットフォームプロパティでは、このGoogle検索結果に表示された際の、

 ・ どんな検索キーワードで表示されたのか
 ・ 何回表示されたのか
 ・ 何回クリックされたのか

を確認することができます。

SNSの分析機能(インサイト、アナリティクス)と何が違うの?

各SNSには、YouTubeなら「YouTubeアナリティクス」、Instagramなら「インサイト」、Xなら「Xアナリティクス」のようにそれぞれ、「どんな人が見ているか」 「どこから投稿に辿り着いているか」等を確認できる分析機能が最初からあります。例えば「YouTubeアナリティクス」なら、YouTube内のおすすめ欄から来ている人が多いのか、Google検索結果から来ている人が多いのか、Xなどの他のSNSの投稿に貼ったリンクから来ている人が多いのか、まで確認することができます。

各SNSには既に十分な分析機能が標準で付いているのに、追加でプラットフォームプロパティも見る必要があるの?と思われる方もいるかもしれませんが、プラットフォームプロパティでは「Google検索から来ている数」だけでなく「どんなキーワードで検索して自社のSNSにたどり着いているのか」まで確認することができます。

今、YouTubeアナリティクスを例に挙げましたが、InstagramのインサイトやXのXアナリティクスでは、そもそも「SNSアプリ外のどこから来たか」を確認できる機能は殆どありません。プラットフォームプロパティを利用することでYouTube以外のSNSに関しても「Google検索からどれくらい人が来ているのか」「どんな検索キーワードできているのか」を確認することができるようになります。

具体的な活用方法

Google検索・Discoverからどれくらい流入しているのかを把握する

改めてになりますが、まず最初に行うべきは「自社のSNS投稿がGoogle検索経由でどれくらい見られているのか」を把握することです。そもそもSNSの投稿がGoogle検索を経由してみられているケースがあることをこれまであまり意識したことがなかった場合には、これを確認するだけでも大きな発見になることがあります。もしGoogle検索経由のSNS投稿閲覧が思っていたよりも多いなら、今まで把握できていなかった太い動線を知ることができ、今後のSNS運用施策にとって大きな気づきになります。

またプラットフォームプロパティでは、Google検索だけでなく Google Discover というGoogle公式のコンテンツフィード機能からの流入数も確認することができます。Google Discoverにはニュース記事、ブログ記事、エンタメ情報、企業のプレスリリースなど、ユーザーの興味関心に合わせて様々なコンテンツが表示されますが、SNSで話題になっている投稿なども表示されることがあります。そのため「ある投稿が急にバズったけれど、SNSの分析機能を見ても流入の要因がわからない…」という時にプラットフォームプロパティを確認すると、「実はGoogle Discoverでおすすめ表示されて、そこから大量に人が流入していた!」といった要因分析ができるケースもあります。

[Google Discoverの表示イメージ]

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*Google Discover の紹介ページより作成(https://search.google/intl/ja-JP/ways-to-search/discover/)

検索キーワードからユーザーの関心を推察する

先ほども言及したように、プラットフォームプロパティを導入する最大のメリットとも言えるのが「自社のSNS投稿にGoogle検索から来たユーザーが、どんなキーワードで検索していたのか」がわかる点です。SNSに標準装備の分析機能だと「外部から来た」という大まかな数字しかわかりませんが、プラットフォームプロパティでは流入したユーザー(見込み客)が検索したキーワード、という手がかりからリアルな悩みや関心事をより具体的に推察しやすくなります。

例えば、あるリフォーム会社が自社のInstagramで「キッチン改修のビフォーアフター」の写真を投稿したとします。プラットフォームプロパティを確認したところ、その投稿にGoogle検索から多くの流入が発生していていました。更には『キッチン リフォーム 費用』や『キッチン リフォーム 期間』という検索キーワードでのクリックによるものであることが分かりました。このデータから「この投稿を見ている人は、単に綺麗なキッチンの写真を見たいインテリア好きの人というよりも、実際に今キッチンのリフォームを検討していて、特にその費用や工事期間について気になっている」ユーザーである可能性が高い、ということがわかります。これが分かれば、次回のSNS投稿では「価格帯別・キッチンリフォームの費用相場」や「工事にかかる日数と当日の流れ」といった、ユーザーの悩みに合わせたテーマ(ネタ)でコンテンツを作ることができます。「なんとなく」で投稿を続けるのではなく、確かなデータに基づいた効果的なSNS運用が可能になります。

検索広告やSEOに活かす

自社のSNS投稿に関心を持ってくれているユーザーがGoogleで検索しているキーワードを特定できたら、そのキーワードでのSEO(検索エンジン最適化)施策を強化したり、検索広告(リスティング広告)を配信したりすることで集客力をより引き上げやすくなります。例えば先ほどのリフォーム会社の例で、Instagramの投稿に『キッチン リフォーム 期間』というキーワードから多く流入していることが分かったとします。この事実を活かして、それぞれ次のような施策を打つことができます。

 ・ SEO(検索エンジン最適化)を強化する
自社のホームページ(ブログ等)に「キッチンリフォームの工期と短縮のコツ」という詳しい解説記事を作成します。SNSと自社サイトの両方が『キッチン リフォーム 期間』というキーワードでGoogleの検索結果に表示されるようになれば、自社の情報がユーザーの目に留まる確率が格段に上がります。

 ・ 検索広告(リスティング広告)を出稿する
『キッチン リフォーム 期間』というキーワードでGoogle検索したユーザーに対し、ピンポイントで自社のリスティング広告を配信します。すでに自社に興味を持ちやすいキーワードだと分かっているため、無駄な広告費を抑えた効率の良い問い合わせ獲得に繋げやすくなります。

まとめ

今回は主にSNS運用のご担当者様に向けて、サーチコンソールの新機能「プラットフォームプロパティ」について解説しました。これまでのSNS運用では、特に意識せず「アプリの中だけで完結するもの」という前提で進めていた方も少なくないと思いますが「Google検索を経由して新しいお客様や未知の層と出会える場所でもある」という認識を新たに持つことで、単に「いいね数」や「フォロワー数」を追いかけるだけになっていた日々のSNS運用がブラッシュアップされ、自社のSNSアカウントをより効果的で効率的な集客の軸にしていけるかもしれません。

もし、サーチコンソールの設定方法がわからない、都度都度アドバイスをもらえるパートナーがほしい、といったご要望・お悩みがあれば、弊社産案でも、設定代行やSNS運用のご相談、リスティング広告やSEOまでトータルでご支援しておりますので、是非お気軽にお問合せください。

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