名刺管理だけじゃない!優れたセグメント&ビジネスリーダーへ広告を出せる名刺アプリ2つを比較

広がりを見せる名刺管理サービスの可能性
テレビCMでも頻繁に目にするようになった名刺管理サービス。今後、ビジネスツールのスタンダードになっていくのは間違いありません。そして今、それらが単なる管理ツールの域を越え、情報メディアとしての役割を担い始めており、新たなプロモーション手段を求める企業にとっては、目が離せなくなっています。
今回は、そんな名刺管理サービスの中から「Wantedly People」と「Eight」をご紹介します。
Wantedly Peopleとは
50以上の提携メディアからトレンドがわかる情報を毎日提供
ビジネスSNSを運用しているWantedlyから2016年にリリースされ、すでに300万人が使う無料の名刺アプリが「Wantedly People」です。提携媒体の最新ニュースの中から、ユーザーに適した記事を人工知能と編集部が選りすぐり、毎日配信。名刺のデータを参照しているため、ユーザーの会社、業界、地域などに関係がある話題が提供されます。
ユーザーは経営層など、高収入のビジネスリーダーが多く、なんと5人に1人が年収1,000万円以上となっています。課長以上の役職(経営層を含む)が35%以上を占め、男女比では男性が約85%と、かなり男性が多いです。
通常のニュースサイトだけでなく、このようなパーソナライズされた情報に目を通すようになった、というビジネスマンも増えてきました(私もついつい、気になるニュースのタイトルが送られてくると見てしまいます)。
Wantedly Peopleの広告メニュー
データなどを直感的に分かりやすく訴求できる、グラフィカルなアニメーションの広告や、CM素材を流用して流せる動画広告、取材からライティングまで行うインタビューやコラム形式の広告、それからタイムラインの記事と同じ仕様で配信できるインフィード広告と4つのタイプがあります。
Eightとは
ビジネスのためのSNS
「早く言ってよ~」でおなじみSansanの提供する、個人利用を目的とした名刺アプリが「Eight」です(基本利用は無料ですが、一部有料プランあり)。補足ですがSansanは法人向けの名刺管理サービスです。
Eightは、「ビジネスのためのSNS」と謳っている通り、単なる名刺管理ツールではなく、ユーザー同士が情報交換できるSNSとしての機能が優れており、登録者数は200万人を超えています。名刺には書ききれないプロフィールを公開したり、最新情報を投稿してビジネスパートナーに発信することができるのです。また、相手の登録情報が変更されたときは、通知がきます。
Eightの広告メニュー
ユーザーが見るニュースフィード面に表示されるインフィードタイプの広告で、ビジネスに意識が向いているタイミングで効果的に配信されます。インプレッション課金となります。
Eightの登録情報を使って、資料請求フォームの入力を自動化する、という便利なオプションがあります。これを使えば、入力の手間がかからないので、ユーザーのハードルを下げられそうですね。
名刺情報を活用したターゲティング
名刺情報を基に、業種、役職、地域といった条件でセグメントできるので、広告したい商材にマッチする層をターゲティングすることが可能になります。ただし、あまり細かく分けすぎると、該当母数が少なくなり過ぎる、といったことがあるかもしれません。
まとめ
名刺管理系のメディアは、登録情報が名刺の情報なので、確実性という面ではFacebook以上と言えます。その情報をもとにセグメントできる、ということだけでも他にはない魅力ではないでしょうか。
また、決済権を持ったビジネスリーダー層へのリーチが可能なので、BtoB商材の訴求はもちろんですが、金融、保険、不動産などBtoC商材のプロモーションでも、活用実績が増えつつあります。
リスティングやFacebook広告などとは違うターゲティングができる広告をお探しの方は、このような名刺管理系のサービスを、一度試してみてはいかがでしょうか?広告メニューの詳細、企画のご相談、広告料金などは、産案までお問い合わせください。
(※記事中のデータはともに2018年12月現在。)