業界紙(業界新聞)の特徴
特定の業界にテーマを絞った報道を専門とする新聞
リーチしたい業界を絞って効率的に情報発信できる
「業界紙」とは、特定の業界関係者を対象に発行しているニッチな新聞のことを指し「業界新聞」とも呼ばれます。一般的な報道記事はほとんど掲載されておらず、特定の業界に関する専門的な情報が豊富に掲載されています。そのため個人での購読よりも法人・事業者単位で契約・閲読されることが多いのも特徴です。発行部数は、数百部のものから数十万部のものまであり、発行形態も日刊・隔日刊・週刊・旬刊・月刊など様々です。サイズはブランケット版・タブロイド判・B3判・B5版・A4変形など多様ですが、ここでは雑誌形態のものは含んでおりません(それらは「専門誌・業界誌」として雑誌媒体に分類してご案内しています)。
このように、数や種類が非常に多く、実態はつかみにくいのですが、ほとんどの業界に存在すると言われています。そんな業界紙のごく一部にはなりますが、下記にていくつか簡単にご紹介します。
運輸・物流系業界紙「物流Weekly」
1987年創刊、物流業界紙の中で発行部数No.1の「物流Weekly」。その名からもわかる通り週1回の発行で即時性があり、業界で絶大な支持を得ている媒体です。ページボリュームも多く、物流業界の幹部、経営者が求める情報を発信。オンライン版もコンテンツや広告メニューが充実しています。
運輸・物流系業界紙「物流ニッポン」
1968年創刊、物流業界のオンリーワン業界紙と謳う「物流ニッポン」。週2回の発行で、全国に展開している物流系業界紙です。陸・海・空のみならず荷主・産業(物流機器・物流システム)まで、圧倒的な情報量を発信しており、他紙と一線を画しています。
建設系業界紙「日刊建設工業新聞」
1928年創刊、建設業界をとりまく社会経済動向やトレンド、開発プロジェクトなど、建設に関するありとあらゆる情報を取り扱う業界紙「日刊建設工業新聞」。発行形態はその名の通り日刊で、読者数は338,000人を誇ります。購読者の7割は会社経営者や役員・部長などの管理職。紙面上で様々な特集や企画を組んでいるのも特徴的です。
食品系業界紙「日本食糧新聞」
1943年創刊、食品産業の行政・経営・人・商品をいち早く報道する、ナンバーワン食品業界紙「日本食料新聞」。月・水・金の隔日発行で、日々変化する食品業界の情報をタイムリーに多面的に報道しています。
弊社メディア担当からのコメント
産案では、業界紙への出稿に関するご相談も多くいただいております。自社と同じ業界内への情報発信には言うまでもなく最適ですが、業界紙の活用方法はそれ以外にもあります。例えば、システムやコンサルティングなど、どの業界にもニーズがある商材を販促する場合、マス媒体で広くリーチする方法や、運用型広告で集客することが考えられますが、それとは別に、業界ごとに絞ったウェビナーを開催する方法もあります。私たちは、業界紙を使ってそのようなリード獲得を目的としたウェビナーを行うお手伝いもしています。
また、ビジネス誌同様、タイアップ記事として記者が取材・撮影をするメニューもあり、営業ツールとして二次利用をしていただくことも可能です。それぞれオンラインメディアも持っていることがほとんどなので、オンラインを活用したメニューや、会員に向けたメルマガ広告なども実施できます。