Microsoft広告の特徴
Microsoft社のサービスに広告配信
広告枠は Bing、Edge、Outlook、MSN 等
Microsoft広告は、検索エンジンBingの検索結果やMicrosoft Edge、Outlook、MSN等、Microsoft社が提供している各サービスの広告枠に出稿できる運用型広告のプラットフォームです。
Bingの検索結果には検索連動型広告(リスティング広告)を、Microsoft Edge、Outlook、MSN等の広告枠にはディスプレイ広告を配信することができます。検索連動型広告といえばGoogle検索広告とYahoo!検索広告というイメージですがMicrosoft広告は2022年5月からサービス提供が開始された比較的新しい広告媒体であり、Google、Yahoo!に次ぐ運用型広告として注目を集めています。すでに欧米圏では日本よりも先に提供されてきており、2021年度の広告売上は日本円で1.26兆円にも上っています。
BtoBに強み
ビジネスシーンでの使用が多いWindowsには、Edgeブラウザが標準インストールされているため、Google等と比較しても相対的に商用利用の割合が多い傾向にあります。公開されているGoogleとのユーザー属性比較でも、
●男性比率が高い
●年収レンジが高い
●意思決定者の割合が高い
●16-24歳及び45歳以上の割合が高い
●PCユーザーの割合が高い
といった特徴が挙げられています。 またMicrosoft社は2016年に買収したビジネス向けSNS「LinkedIn(リンクトイン)」の会社名、業界、職種の属性を使用した広告ターゲティングを米国のみ先行して実装しており、今後日本でも機能追加が見込まれます。
Microsoft広告のプロダクト
検索連動型広告(リスティング広告)
地域、デバイス、スケジュール、自動入札など、Google広告やYahoo!広告でも見られる一般的な機能がほとんど備わっており、ほぼ同じ設定内容で配信可能です。
通常の検索連動型広告以外にもサムネイル画像とともに広告表示できるショッピング広告も用意されているのでBtoBだけでなくtoC向け高価格帯商材を扱うECサイト等にも活用の幅が広がります。
ディスプレイ広告・ネイティブ広告
Microsoft Edge、Outlook、MSN等の広告枠に、テキストと画像が組み合わされ配信先に合うフォーマットに調整された広告が配信されます。それぞれのサービスへの配信を個別に停止することも可能です。配信先は総称してMicrosoft Audience Networkと呼ばれており、今後はMicrosof社以外のサービスの掲載面も増えていくそうです。
バーティカル広告
多数の商品やサービスを有している特定業界でのプロモーションでは、商品データをデータフィードとしてMicrosoft広告に送信しその情報を広告として使用できるバーティカル広告というものも用意されています。現在利用できるのは以下のように、自動車、金融、保険、旅行などの業界となっています。
●自動車
●クレジットカード
●クルーズ(旅行)
●医療保険
●専門サービス(医師と病院、保険、不動産、税金)
●ツアーとアクティビティ
※一部現時点では日本で利用できないものがあります。
例えば自動車のバーティカル広告では、Bingの検索結果上に車両の画像、価格、年式などの情報を広告として配信することができます。Googleのショッピング広告をご存じの方ならお察しかと思いますが、それと同じことを自動車商材でできるイメージです。
自動車広告は、予め登録した商品の詳細情報から自動車ごとに広告が生成・配信されるため、メーカーやモデル、グレード、年式など車両データを豊富に含めておくことでユーザーの多彩な検索に対して広告が自動的に生成されます。これにより、サイト来訪後のよりスムーズな購買が期待できます。
弊社メディア担当からのコメント
弊社ではMicrosoft広告の出稿・運用も承っております。これまで培ってきた検索連動型広告、ディスプレイ広告等、運用型広告のノウハウをもって支援いたしますので、Microsoft広告が自社のプロモーションに適しているのか、どのくらいの予算を使うといいか、まずは詳細だけ聞きたい、などお気軽にご相談ください。